19歳乙黒拓斗 日本男子最年少Vへ決勝進出 レスリング世界選手権

スポーツ報知
乙黒拓

◆レスリング世界選手権 第2日(21日、ハンガリー・ブダペスト)

 男子フリースタイル4階級の準決勝が行われ、65キロ級は初出場の乙黒拓斗(19)=山梨学院大=が準決勝でロシアの選手を15―10で破り、メダルを確定させた。22日の決勝で高田裕司の20歳6か月を超える19歳10か月の日本男子最年少優勝に挑む。

 激しい点の奪い合いを制止た乙黒は、両手の拳を握りしめ、ガッツポーズを作った。「終わってすぐはうれしかったけど、すぐに明日の試合に気持ちを切り替えた」。穏やかな笑みを浮かべながら振り返った。

 初の舞台で、自分らしい攻撃的なレスリングを続けている。1回戦から3連続テクニカルフォール勝ちで準決勝に進出。「東京五輪の2年前の大きな大会で、世界のいろんな選手と試合を出来ることが楽しい」と、話した。

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