日本版NCAAの名称「大学スポーツ協会」に、代表に池田純DeNA前社長浮上

スポーツ報知
池田純氏

 全米大学スポーツ協会(NCAA)を参考にした大学スポーツの統括組織「日本版NCAA」の設立準備委員会は22日、都内で会合を開き、来春の設立を目指す新組織の名称を「大学スポーツ協会」(略称・UNIVAS=ユニバス)にすることを決定した。

 来年2月ごろに一般社団法人を設立し、代表にはプロ野球・横浜DeNAベイスターズ前社長の池田純氏(42)を軸に複数の候補が挙がっている。同氏は2011年12月、親会社の変更に伴い、球団社長に就任。ファンサービスの充実などで集客増を図り、横浜スタジアムとの一体経営も成功させた。

 新組織では、これまでの大学部活動の運営方法を見直し、学業と部活の両立を図り、安全管理も徹底する。不祥事に対応する際も責任の所在やルールを明確化する。発足時は220大学・団体(現在93大学、24団体)の加盟を目指す。スポーツ庁の鈴木大地長官(51)は「皆さんとともに新たな時代を切り開きたい」と述べた。

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