川井梨紗子と向田真優が決勝進出でメダル確定 レスリング世界選手権

スポーツ報知
川井梨紗子

◆レスリング世界選手権 第3日(22日、ハンガリー・ブダペスト)

 女子は2階級で準決勝が行われ、59キロ級はリオデジャネイロ五輪63キロ級と昨年大会60キロ級金メダルの川井梨紗子(23)=ジャパンビバレッジ=がロシア選手を10―0のテニクカルフォールで突破。初戦の2回戦は6―0、3回戦はフォールと3試合を無失点で23日の決勝に進出した。

 8月のジャカルタ・アジア大会は、まさかの3位に終わっている。「試合じゃないと、悔しさは晴らせない。連覇は気にせずに、今回は勝ちたいというシンプルな気持ちで来ている」と、日本のエースは気を引き締めた。

 55キロ級は昨年大会53キロ級銀メダルの向田真優(21)=至学館大=が中国選手を8―1で破った。昨年の決勝では終了間際に逆転を食らった。「この1年間すごく悔しい思いをした。去年の悔しさは世界選手権決勝の舞台でしか晴らせない。明日しっかり勝って、金メダルを取れるように頑張りたい」。気持ちを強く持って戦う。

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