青学大・森田&林、東京マラソン出る

スポーツ報知
来春の東京マラソンに初挑戦する森田(左から2人目)と林(右端)

 学生3大駅伝第2戦の全日本大学駅伝は4日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。史上初となる2度目の学生駅伝3冠を目指す青学大は3日、愛知学院大で最終調整。森田歩希主将(4年)と林奎介(4年)のダブルエースは来年3月3日の東京マラソンに初挑戦する意向を明かした。学生駅伝で培った力で未知なる42・195キロに挑む覚悟だ。

 学生3大駅伝の開幕戦、出雲駅伝(10月)を制した青学大は第2戦も大本命で迎える。「メラメラ大作戦」を宣言した原晋監督(51)に対し、森田と林は「当日、メラメラ指数を100%にします」と笑顔で口をそろえた。

 2年ぶり2度目の伊勢路制覇、箱根駅伝で5連覇を果たした後、青学大のダブルエースは東京マラソンに初挑戦する。今年の箱根で2区区間賞の森田は「簡単ではないと分かっていますが、出場するからには日本学生記録(2時間8分12秒)に挑戦したい」と大きな目標を明かす。03年に中大の藤原正和(現監督)がつくった大記録を超えれば19年9月の東京五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権も手にできる。

 林は箱根7区でマラソン前日本記録保持者の設楽悠太(26)が東洋大時代にマークした区間記録を更新し、金栗四三杯を受賞。「最高の条件が整えばMGCも少しだけ意識してみたい」と野望を明かした。青学大のエースは駅伝で力を蓄え、箱根の山より高い頂を目指す。

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