全日本大学駅伝優勝の青学大・原監督が教授に

スポーツ報知
全日本大学駅伝祝勝会で青学大の三木学長(左)は原監督の教授就任をサプライズ発表した

 全日本大学駅伝で2年ぶり2度目の優勝を飾った青学大の原晋監督(51)が来年4月から同大学の地球社会共生学部の教授に就任することが4日、分かった。三重・伊勢市の全日本大学駅伝ゴール付近の食堂で行われた祝勝会で青学大の三木義一学長(68)は「原監督には来年から地球社会共生学部の教授になってもらいます」とサプライズ発表。選手、スタッフをはじめ約200人の青学大関係者から祝福の大歓声が上がった。

 原監督は昨年4月に早大大学院スポーツ科学研究科(1年制コース)に入学。今年3月には最優秀論文賞を受賞した。「原監督は立派な論文を書き、先月、満場一致で教授の就任が決まりました」と三木学長は説明。今年4月には埼玉医科大の客員教授に就任した指揮官に新たな肩書が加わった。史上初となる2度目の学生3大駅伝3冠、さらには箱根駅伝で史上3校目の5連覇に向けて、大きな弾みとなりそうだ。

 大学駅伝界では山梨学院大の上田誠仁監督(59)、中央学院大の川崎勇二監督(56)、神奈川大の大後栄治監督(53)らが教授を兼任している。現在、原監督は青学大では職員という立場。来季からプロフェッサー(教授)監督として指揮をとる。

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