東洋大V争い絡めず 酒井監督、箱根での巻き返し誓う「50キロに取り組む覚悟で練習」

スポーツ報知
3着でゴールした東洋大・相沢晃(カメラ・竜田 卓)

◆学生3大駅伝の第2戦全日本大学駅伝 (4日、名古屋市熱田神宮西門前スタート~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)

 東洋大は一度も優勝争いに絡めず3位。エース格の西山和弥(2年)が2区で4人に抜かれて14位に後退したことが痛かった。「西山は状態が上がっていると思ったが」と酒井俊幸監督(42)は、10月の出雲駅伝に続く凡走に首をひねった。

 6区終了時点で5位。7区3位の山本修二(4年)、8区区間賞の相沢晃(3年)の力走で3位まで挽回したことは光明となった。「箱根駅伝では全員が区間賞を取るつもりで戦う」と相沢は力強く話した。

 10月に全日本50キロ競歩(山形)で同じ合宿所で生活する川野将虎が3時間47分30秒の日本学生新記録で3位入賞。「箱根に向けて川野のように50キロに取り組む覚悟で練習しますよ」と指揮官は泥臭い練習で巻き返しを誓った。

スポーツ

×