青学に新戦力、2年岩見&1年飯田がハーフで快走 原監督も絶賛「想定以上のタイム」

スポーツ報知
全体2位、学生トップでゴールテープを切る青学大・岩見秀哉

 世田谷246ハーフマラソンが11日、駒沢オリンピック公園陸上競技場発着で行われた。学生3大駅伝史上初の2度目の3冠へ王手をかけた青学大は岩見秀哉(2年)が1時間3分13秒で学生トップの2位。初ハーフマラソンとなった飯田貴之(1年)も4位に食い込み、王者のレギュラー争いはさらに熾烈(しれつ)になりそうだ。

 岩見は全日本大学駅伝では7区に登録されたが、当日変更で出番なし。「あの悔しさを晴らす走りができました」と心折れることなく備えた成果が表れた。原晋監督(51)は2人について「想定以上のタイム。このコースは仮想箱根。4区や8区と似ていますから」と絶賛。高低差約35メートル、特に15キロ付近からの上りは4区の残り2・4キロの上り坂や8区の遊行寺の坂と通ずる。他大学なら主力に数えられてもおかしくない実力だが、3大駅伝未経験の2人。新戦力の登場で選手層の厚みは増すばかりだ。

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