東海大勢が表彰台独占 館沢「昨年とは比べものにならない」 丹沢湖ハーフ

スポーツ報知
丹沢湖ハーフマラソンで表彰台を独占した東海大の選手たち

  箱根駅伝で悲願の初優勝を目指す東海大の主力メンバーらが25日、丹沢湖ハーフマラソン(神奈川・山北町)に練習の一環として出場した。今夏のジャカルタ・アジア大会男子1500メートル代表の館沢亨次(3年)が1時間9分0秒で優勝。1~8位まで表彰台を独占し、7位までが大会新記録を樹立した。

 両角速(もろずみ・はやし)監督(52)が学生時代に出場したこともある今大会。「練習での出場ですが、アップダウンも大きく、箱根のような厳しさのあるコース」と約1か月後に迫った本戦を想定。ペースごとに3チームを編成し、レースを展開。ほぼ全員が設定通りに走りきった。

 優勝した館沢は「個人的にも状態は上向いていると思います。あくまで箱根にピークをもっていきたい」と冷静。夏場はケガに苦しんだ阪口竜平(3年)が18日の上尾ハーフマラソンで7位に入るなど復活し、チーム全体としても足並みがそろいつつある。「良い意味で、昨年とは比べものにならない。役者がそろってきたな、と感じています」。虎視眈々と頂点を狙う。

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