浜田尚里、悔しい銅メダル 来年の世界柔道代表切符はお預け

2018年11月26日6時10分  スポーツ報知
  • 3位決定戦で相手と組み合う浜田(奥)

 ◆柔道 グランドスラム大阪 最終日(25日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子78キロ級で山梨学院大出身の世界女王、浜田尚里(28)=自衛隊=が銅メダルを獲得した。優勝すれば来年東京で行われる世界選手権(8月25日~9月1日、日本武道館)の代表切符を得ることができたが、吉報は持ち越しとなった。準決勝では16年リオデジャネイロ五輪代表の梅木真美(23)=ALSOK=に一本負けも、3位決定戦ではルイーズ・マルザン(ドイツ)に抑え込みで一本勝ちし、女王の底力を見せた。

 表彰台に上がった浜田は、ほほ笑みの中に時折、悔しそうな表情を見せた。「グランドスラムに優勝するんだという気持ちだった」。世界女王のプライドをかけ頂点を狙うも金メダルには届かず。今大会で優勝すれば来年の東京での世界選手権代表に内定し、20年東京五輪の代表選考レースにおいて優位に立てるはずだっただけに、手痛いV逸となった。

 初戦の2回戦、準々決勝は得意の寝技で危なげなく一本勝ち。準決勝はリオ五輪代表で15年世界選手権金メダルの梅木との“女王対決”となった。開始約1分半、隅落としで技ありを奪われた。「組み手が最初から良くなかった。取り返さないと、という気持ちはあった」。果敢に攻めるも、小外刈りで痛恨の一本負けを喫した。

 それでも3位決定戦ではリオ五輪78キロ級5位のマルザンを横四方固めで抑え込み、わずか42秒で一本勝ちし、意地を見せた。「負けは引きずらなかった。銅メダルはしっかり取りたいと思っていた」と最低限の成績を残した。今大会での世界選手権代表内定は逃したが、チャンスは残る。「東京五輪で優勝したい」という夢に向かい、ひたすら前を見て突き進む。(三須 慶太)

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