古市憲寿氏、塚原夫妻のパワハラ「なかった」第三者委報告に「協会なんか通したらつぶされる可能性も」

スポーツ報知
古市憲寿氏

 社会学者の古市憲寿氏(33)が11日、フジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)にコメンテーターとして生出演。日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(70)からパワハラを受けたと主張していた16年リオ五輪代表の宮川紗江(19)=高須クリニック=の件で、第三者委員会の調査結果を受け、パワハラ行為がなかったとされたことについてコメントした。

 番組では、塚原夫妻が協会を通さずに報道に答えたり発信したことが、倫理規定、行動規範に抵触するか、協会が処分を検討しているとの一部報道を紹介。塚原夫妻だけでなく宮川も処分の対象になる可能性があるとした。

 古市氏は一連の動きについて見解を求められると、「モヤッとしますね。協会を通さないで会見をしたとして宮川選手も処分の対象になると、納得できない人がたくさんいる」と話した。「そもそもパワハラの告発とか、選手が嫌なことをされたときに、協会なんか通したら(告発が)つぶされる可能性もあったわけじゃないですか。だから、そこを処分の対象にするとなったら、何か議論が巻き起こるのかなと感じます」とコメントした。

スポーツ

×