寺田明日香、7人制ラグビーから陸上に再転向「娘に五輪に出ている姿を見せたい」

2018年12月12日6時10分  スポーツ報知
  • 13年、世界陸上の代表選考会・女子100メートル障害に出場した寺田

 09年ベルリン世界陸上女子100メートル障害代表の寺田明日香(28)が5年ぶりに陸上界に復帰することが11日、分かった。11月に日本陸連が発足させた女子リレーの新強化プロジェクトの公募セレクションに参加し、20年東京五輪出場を目指す。本職の障害にも再チャレンジする。

 寺田は08~10年に日本選手権100メートル障害を3連覇した後、13年6月に引退。14年3月に結婚し、8月には長女を出産してスポーツから離れていた。16年リオ五輪を機に7人制ラグビーで東京五輪出場を目指し、日本代表候補トライアウトに合格。練習生として合宿にも参加した。

 しかし単独で走る陸上競技と違いタックルなど身体接触への対応、増量などに苦労し、17年5月には右足を骨折。難しさに直面しながら、プロのアスリートと活動していくうち「もう一度陸上選手としてチャレンジしたい」という気持ちが芽生えた。

 再びトラックに戻って障害では日本記録(13秒00)更新を目指し、リレー種目にも挑む。リオ五輪銀、17年世界陸上銅と男子は結果が出ているが、女子は400メートルで12年以降は世界大会から遠ざかっている。「娘に五輪に出ている姿を見せたい」というモチベーションを胸に、あらゆる可能性にかけて走る。

 ◆寺田 明日香(てらだ・あすか)現姓は佐藤。1990年1月14日、札幌市生まれ。28歳。小4から陸上を始め、恵庭北高で高校総体100メートル障害3連覇。08年に北海道ハイテクAC入りし、同年から日本選手権3連覇。09年ベルリン世界陸上出場、アジア選手権銀メダル。自己ベスト13秒05は現在も20歳未満の日本記録。13年6月の日本選手権を最後に引退。14年3月に結婚、8月に長女を出産。16年夏からラグビーを始めた。167センチ。

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