伊調馨VS川井梨紗子、初戦で激突も 20日開幕レスリング全日本選手権  

スポーツ報知
10月の全日本女子オープン選手権57キロ級で優勝した伊調馨

 日本レスリング協会は11日、都内で全日本選手権(20日開幕・駒沢体育館)に向けた展望会見を行った。

 五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=と16年リオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=が名を連ねた女子57キロ級は、第2シードとなった川井に対し伊調はノーシード。19日の組み合わせ抽選次第では、いきなり初戦から激突する可能性も出てきた。

 日本協会の笹山秀雄女子強化委員長は、世界選手権2連覇で女子50キロ級の須崎優衣(早大)が左肘内側じん帯を痛め、全日本選手権の出場が微妙な状況になっていると明かした。全日本では敗者復活戦と3位決定戦を導入。五輪や世界選手権など主要国際大会の実施方式に近づけることが目的だという。

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