学生トップの順大・塩尻は最後の箱根に気合

スポーツ報知
ランニングする塩尻和也

 箱根駅伝で8年連続60回目の出場となる順大が12日、千葉県印西市内で会見した。大黒柱の塩尻和也(4年)は4年連続で2区を走ることが確実で、「個人としては区間賞が目標。悔いのない走りをしたい」と意気込みを語った。

 リオ五輪では3000メートル障害に出場し、8月のアジア大会では銅メダルを獲得した学生トップランナー。昨年は区間10位に終わり、チームもシード権まで14秒差の総合11位と悔しい結果となった。塩尻は「前回は前半に行きすぎて、後半までもたなかった。反省を生かそうと思う」と、リベンジを誓った。

 2年連続で5区を走った山田攻(こう、4年)は「チームを勢いづける走りをしたい」と、口元を引き締めた。エントリー16人には、4年生、3年生がそれぞれ6人ずつと上級生が多数を占めた。2007年大会優勝メンバーの長門俊介・駅伝監督(34)は「全体的な底上げが図れた」と手応え。優勝11回の強豪が復活を目指す。

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