塚原千恵子氏、パワハラ認定されずも、来年3月で退任へ

スポーツ報知
塚原千恵子氏

 日本体操協会は22日、都内で評議委員会を開き、塚原千恵子女子強化本部長が来年3月までの任期限りで退任する意向であることが報告された。本人が欠席したため、夫の塚原光男副会長が「パワハラはなかったが、不適切な言動があったとの指摘を受け、真摯(しんし)に反省したい。次期強化本部長に引き継ぎを行っていく」と、コメントを代読した。

 千恵子氏は、16年リオ五輪代表の宮川紗江(19)=高須クリニック=によるパワハラを告発で、一時職務停止となっていたが、第三者委員会の調査により、パワハラは認定されなかった。今月に一時職務停止を解除されたものの、以前から「(18年の)世界選手権を集大成にしたかった」と話しており、来年3月までに退任する方向となった。 日本協会は早ければ来年1月に次の強化本部長を選ぶ方針。

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