渡辺一平&小関也朱篤「200の日本はすごいというのを見せたい」…競泳・男子平泳ぎ

スポーツ報知
渡辺一平(左)と小関也朱篤

 アスリートにとって、良きライバルは自らの技量、そして存在価値をも高める。東京五輪に向けて、日々しのぎを削りながら夢に向かう選手たちがいる。

 第一人者は17年世界水泳の200メートル銀メダルの小関也朱篤(やすひろ、26)=ミキハウス=。同大会で銅メダルを獲得した世界記録(2分6秒67)保持者の渡辺一平(21)=早大=もいる。東京五輪ではワンツーフィニッシュもあり得る。

 2人の泳ぎは対照的だ。前半から力強いピッチを刻む小関に対し、渡辺は193センチの長身を生かし後半に伸びる。昨年は4月の日本選手権で小関が50、100メートルを含めた平泳ぎ3冠を達成すれば、8月のパンパシ選手権は渡辺が制し、直後のアジア大会では100分の1秒差で小関。互いに五輪では世界新での金を想定し、「200の日本はすごいというのを見せたい」(小関)というモチベーションで、切磋琢磨(せっさたくま)している。

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