【箱根駅伝】青学大が負けた…復路Vも史上初2度目学生駅伝3冠と箱根史上3校目5連覇ならず

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小田原中継所では区間新を出した6区・小野田勇次(左)から、区間賞の7区・林奎介にたすきがつながれていた

◆報知新聞社後援 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)

 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走は2、3日、東京・千代田区大手町の読売新聞社前~神奈川・箱根町の芦ノ湖を往復する10区間217・1キロで開催。3日の復路(5区間109・6キロ)は2位でスタートした東海大が8区で小松陽平(3年)の区間新記録の力走で東洋大を逆転して逃げ切って、初の総合優勝を飾った。史上初となる2度目の学生駅伝3冠と箱根史上3校目の5連覇を目指していた青学大は復路優勝を果たしたが、総合で2位となった。

 青学大は往路で東洋大と5分30秒差の6位。復路のこの日は6区で小野田勇次(4年)が区間新記録となる57分57秒をマーク。7区でも林奎介(4年)が自身の持つ区間記録と2秒差の1時間02分18秒の区間賞で、首位との差を3分48秒差まで縮めた。

 しかし8区では飯田貴之(1年)が区間2位の1時間4分34秒と踏ん張ったが、東海大・小松が区間記録を22年ぶりに更新する歴史的快走をみせて首位との4分29秒差に再び広がった。

 9区では吉田圭太(2年)が再び3分43秒差に縮め、失速した東洋大に8秒差に迫り10区に入った。

 そして10区の鈴木塁人(3年)も好走して2位に浮上した。

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