【箱根駅伝】9区で東海大の湊谷春紀主将が首位キープ。悲願の初V目指し、アンカーへ
スポーツ報知

◆報知新聞社後援 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)
第95回東京箱根間往復大学駅伝競走は2、3日、東京・千代田区大手町の読売新聞社前~神奈川・箱根町の芦ノ湖を往復する10区間217・1キロで開催。3日の復路(5区間109・6キロ)は定刻の午前8時に往路を制した東洋大がスタート。その後、15位の早大までが往路記録の時間差で出発し、16位以降のチームは10分後に繰り上げスタートした。
悲願の初の総合優勝を狙う東海大は8区の小松陽平(3年)が、1997年に山梨学院大の古田哲弘がつくった10区間で最古の区間記録(1時間4分5秒)を15秒更新する1時間3分50秒で走破し、首位に浮上した。小松からタスキを受けたのは主将の湊谷春紀(4年)。全日本大学駅伝(昨年11月4日)ではエース区間の7区で青学大の森田歩希主将(4年)に大逆転され、2位惜敗の要因となった男は新春の箱根路では手堅く走り、首位のままアンカーの郡司陽大(3年)にタスキを託した。
3分35秒差の2位は東洋大。青学大は吉田圭太(2年)が区間賞の快走で追い上げ、東海大と3分43秒差、東洋大と8秒差の3位で最終区に入った。