【箱根駅伝】青学大5年ぶりに負けた 「ゴーゴー大作戦」不発

スポーツ報知
2位でゴールした青学大・鈴木塁人

 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走復路は3日、神奈川・箱根町スタート、東京・千代田区大手町の読売新聞社前ゴールの5区間109・6キロで行われ、往路2位の東海大が往路優勝の東洋大を8区で逆転し、悲願の初優勝を飾った。往路6位の青学大は6区の小野田勇次(4年)が区間新記録の快走で5位、7区の林奎介(4年)が区間賞で3位まで追い上げ、最終10区の鈴木塁人(たかと、3年)は東洋大の大沢駿(2年)を逆転し、2位に浮上。さらに最後まで諦めず、東海大の郡司陽大(3年)を追ったが、その背中は遠く、5年ぶりに箱根路の王座を手放した。

 原晋監督(51)は箱根V「5」目指す今大会に向けて「ゴーゴー大作戦」を掲げたが、失敗。「5」区の竹石尚人(3年)をキーマンに挙げていたが、区間13位と失速したことが響いた。ただ、原監督の「ゴーゴー大作戦」がピタリとはまったこともひとつあった。「最大のライバルはナンバーカード『5』の東海大」。その通り、東海大は強かった。

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