【箱根駅伝】6区区間新の青学大・小野田、1番怖かった先輩は「神野さん」

スポーツ報知
6区区間新の走りをみせた青学大・小野田勇次

◆報知新聞社後援 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)

 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走は2、3日、東京・千代田区大手町の読売新聞社前~神奈川・箱根町の芦ノ湖を往復する10区間217・1キロで開催された。

 6区で57分57秒の区間新記録をうち立てた青学大の小野田勇次(4年生)は「タイムは狙ってはいなかった。うれしいですけど、去年からは6秒しか伸びていないので、驚きはなかった」と振り返った。

 往路6位と出遅れ、総合順位は2位。最後の箱根を5連覇で飾れなかったことについては「ぼくらが1年生のときの4年生は厳しかった。ぼくらは少し甘くなってしまったと思う」と指摘した。私生活や練習中でも下級生を注意できる4年生はおらず「強く(下級生らに)言うことができなかった」。小野田が1年生のとき、1番怖かったのは、山登りの5区で3代目・山の神となった神野大地。「1番怖かったのは神野さんだった。1番ストイックでもあったし、そこを見てきていただけに、何か今は甘くなっているなと思う」。

 小野田の箱根駅伝はこれで終了。4年間下ってきた箱根の山を振り返り「箱根を目標としてきた中で、成長することができたと思う」と感謝。王座奪還は後輩たちに託し「今年の結果が無駄にならないよう、後輩たちに優勝を取ってもらいたい」と願った。

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