吉田沙保里、リオ五輪後の主な進退発言…東京五輪へ「出たい」「迷ってる」

スポーツ報知
17年7月、本紙で対談した空手の植草歩(左)と吉田

 レスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里(36)=至学館大職=が8日、現役引退を発表した。史上初の13大会連続世界一を成し遂げた「霊長類最強女子」は自身のツイッターに「33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断しました」と投稿。10日に都内で記者会見する。

 【吉田のリオ五輪後の主な進退発言】

 ▼16年8月22日 「引退も頭の中には出てきたかなという感じ」(五輪4連覇を逃し、帰国の途につくリオデジャネイロ国際空港で)

 ▼9月1日 「違う国(での開催)なら『やめます』と言っていた。東京だからこそ、こんな機会は絶対にない。ここまでやってきて、出られるもんなら出たい」(大阪でのテレビ番組収録後に、事実上の現役続行宣言)

 ▼17年7月24日 「そう。(五輪を)もう1回経験したいなって。それが今度東京でしょ? どれだけ盛り上がるんだろうって。どれだけ燃えるんだろうとか思うと…やっぱり魅力だね。だからやめられない状況にいる」(東京五輪まであと3年のスポーツ報知紙面上で空手の植草歩と対談。五輪への思いを明かす)

 ▼8月19日 「(東京五輪で)金メダルで恩返しをしたい。選手として出るのが一番だけど、コーチとしても(選手に)金を取らせてあげられるように」(都内のイベントで改めて東京に意欲)

 ▼18年4月23日 「(20年は)38歳になる年だし、ちょっと迷ってるところ。可能性? どうですかね。高くはないです」(駒大での特別講座に参加。野球評論家の中畑清氏の質問に)

 ▼7月31日 「できるなら一緒に出たいよ、気持ちはね」(スポーツ報知の企画で、重量挙げの三宅宏実と対談。東京五輪出場の可能性を聞かれ)

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