竹田恒泰氏、JOC会長の父の贈収賄疑惑に見解「ゴーン逮捕の報復」

スポーツ報知

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)の長男で作家の竹田恒泰氏(43)が12日、自身のツイッターに2020年の東京五輪招致を巡る父の贈収賄疑惑について見解をつづった。

 恒泰氏は父が被疑者となったことについてこの日「JOCの案件は2年以上前から捜査されていて、結局犯罪を証明するものはまだ何も出ていない。この時期にフランスがこれを蒸し返してきたということは、ゴーン逮捕の報復と見るのが普通だろう」と記した。

 恒泰氏は五輪招致が決定した13年9月8日にも父と五輪について言及。その際には「父は、もし2020年に東京五輪ができないと、【夏】の五輪を二回開催するアジアで最初の国は韓国になる可能性が高いと言っていた。そうなったらアジアにおける日本の地位は揺らぐと嘆いていた姿が忘れられない」「父は、国内の候補都市選定の時から、ずいぶん努力してきたと思う。父は、2020年に東京で五輪をやらないと、子どもの時に五輪を見る世代がいなくなると嘆いていた。『子どもたちに五輪を見せたい』。それが父の望みだった」「東京五輪招致の本当の目的は、復興です。ただ、招致委員会は、他国へは戦略的にその点を示さなかった。世界にとって復興のための五輪には興味がないからです」とツイートしていた。

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