東洋大・相沢主将&明大・阿部主将 福島チーム初Vへ引っ張る 都道府県駅伝20日号砲

2019年1月19日14時18分  スポーツ報知
  • 前日練習を終えて笑顔を見せる(左から)明大・阿部、東洋大・相沢

 全国都道府県対抗男子駅伝は20日、広島市平和記念公園発着の7区間48キロで行われる。初優勝を目指す福島県チームはWエースで勝負を決める。箱根駅伝4区区間新・相沢晃(東洋大3年)と3区2位・阿部弘輝(明大3年)。ライバルから一転、心強い仲間としてタスキをつなぐ。

 しのぎをけずる2人が悲願へひた走る。相沢は11年連続3位以内という絶対的な安定感を誇る東洋大で、欠かせない戦力だ。18年日本選手権1万メートル8位入賞、出雲駅伝1区2位、全日本大学駅伝8区区間賞とパワーアップ。阿部も明大のエースとして全日本大学駅伝予選会では塩尻和也(順大4年)に先着し、11月の八王子ロングディスタンスで27分56秒45の今季日本人学生最高をマーク。ともに新チームでは主将に就任し、心身共に引っ張る存在だ。

 2人の出会いは中学時代にさかのぼる。阿部は「お互いの学校には陸上部がなかったので、野球部でした。相沢は走るとオーラがすごかった。野球している時はなかったですけど(笑い)」と懐かしむ。2人とも須賀川市出身。同じ市の大先輩で64年東京五輪マラソン銅メダリスト・円谷幸吉氏の名を冠した「円谷ランナーズ」で走り始めると、めきめきと力をつけた。相沢は「円谷さんは『忍耐』という言葉を大事にしてきた。それは東洋大の『1秒を削り出せ』という精神にもつながっている。きついところでいかに力を出せるかということ」と受け継いだ魂を胸に秘める。

 2人の母校でもある学法石川高からも4人が登録されており、全国高校駅伝で過去最高3位に入った実力者がそろう。中学生区間も全国中学校陸上大会3000メートル優勝、1500メートル2位の藤宮歩(大槻中3年)ら全国トップクラス。穴のない布陣で頂点を狙う。

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