報知新聞東京本社で柔道教室 篠原信一さんの爆笑体験会に子供たちがハッスル!

スポーツ報知
報知新聞東京本社の3階に作られた柔道場の道場開きに参加した子供たちはゲストの篠原信一さん(手前上)と乱取り

 柔道教室「文武一道塾 志道館 港南道場」の道場開きが20日、報知新聞東京本社3階で行われ、3歳から小学6年生まで未経験者の15人を含む約70人の子供たちが参加し、柔道の楽しさを体験した。

 道場開きイベントには、2000年シドニー五輪銀メダリストの篠原信一さん(45)がゲストで登場し、自己紹介でいきなり「(俳優の)高橋一生で~す!」とあいさつし、爆笑の渦に。「子供と動物は僕のところに寄ってくるんですよ!」「得意技は口車です!」などと、持ち前の爆笑トークで子供たちのハートをわしづかみにした。

 真新しい畳の上で、約2時間行われた体験会では、篠原さんが現役時代に強敵の外国選手を投げまくった得意技の「内股」などを披露。丁寧な手ほどきで子供たちに柔道の楽しさを伝えた。体験会のハイライトは、身長190センチの大きな篠原さんを柔道技の「大腰」で豪快に投げ飛ばす形の実演。体重100キロを超える篠原さんが、畳に大きな音が響かせて受け身を取ると、保護者たちの間から「オォ~!」と歓声が上がった。

 初めて柔道着に袖を通し、篠原さんを投げ飛ばした深川乃沙妃(のさき)さん(6)は柔道の醍醐(だいご)味「柔よく剛を制す」に感動。「すごく面白かった!」と大きな瞳を輝かせた。

 子供たちから篠原さんへの質問コーナーでは保護者も大ウケとなった。

 ―「どうしたら、そんなに大きくなれるの?」

 篠原さん「好き嫌いなく食べるからです! みんなもお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんが作ってくれたご飯をしっかり食べて下さい! たとえ、ソファの上でお菓子を食べてるお母さんが作ってくれたご飯でも!」と

 ―「好きな色は何?」

 篠原さん「もちろん、金です! 銀(メダル)しか持ってませんが」

 最後のあいさつでは「きょう、おうちに帰ったら学校の日記に『篠原さんはとても良い人でした』と書いてくださいね~! そしたら、先生に花丸をもらえますよ」と締めると、拍手喝采を浴びていた。

 大盛況に終えた「港南道場」の道場開き。これまで4歳児から大人まで延べ300人に柔道を教えてきた坂東真夕子館長は「本当に楽しい道場開きでした。柔道は一生ものですので、ぜひ、道場で楽しさを体験して欲しいですね」と話した。

 ▼「文武一道塾 志道館 港南道場」の問い合わせは志道館まで。TEL03-5931-3981

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 【ホームページ】

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