112人ごぼう抜きのベテラン岡本直己に急きょ「いだてん賞」

2019年1月20日17時18分  スポーツ報知
  • 岡本直己

 ◆全国都道府県対抗男子駅伝(20日、広島市平和記念公園発着=7区間48キロ)

 3区(8・5キロ)で17人を抜き、大会通算112人の“ごぼう抜き”で大台を突破した鳥取の岡本直己(34)=中国電力=に主管の広島陸上競技協会は急きょ「いだてん賞」を創設し、授与した。岡本は32位でタスキを受けると、区間4位の激走で故郷を15位まで引き上げた。鳥取は最終的には38位まで後退したが、昨年の44位は上回った。広島陸上競技協会は「通算112人の歴史的偉業をたたえ、三宅勝次会長(75)の発案で『いだてん賞』を授与した」と説明。東伯中時代の2000年大会に初出場し、今回が16回目の出場。1912年ストックホルム五輪のマラソンに出場し、日本初の五輪選手となった金栗四三さんを主人公に描かれたNHK大河ドラマ「いだてん」にちなんだ賞を受賞した大ベテランは「素直にうれしいです」と笑顔を見せた。

 岡本はマラソン撤退をかけて出場した昨年2月の青梅マラソンで優勝したことをきっかけに30歳を過ぎて飛躍。昨年8月の北海道マラソンで優勝し、20年東京五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権を獲得した。衰えを知らない“いだてん”のさらなる活躍が期待される。

 大会は、東洋大の相沢晃(3年)が最終7区(13キロ)で逆転した福島が2時間19分43秒で東北・北海道勢を通じて悲願の初優勝を果たした。

 都道府県対抗男子駅伝は、一般(社会人、学生)が3区(8・5キロ)と7区(13キロ)を、高校生が1区(7キロ)、4区(5キロ)、5区(8・5キロ)を、中学生が2区と6区(ともに3キロ)を担う。

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