箱根駅伝初Vの東海大が祝賀セレモニーに“はしご出席”来季は3冠狙う

スポーツ報知
東海大の祝賀セレモニーが伊勢原市役所で行われ、両角監督、選手、市民らは万歳三唱し改めて喜びを分かち合った

 第95回箱根駅伝(1月2、3日)で悲願の初優勝を果たした東海大は23日、練習拠点としている神奈川・平塚市などで優勝祝賀セレモニーに出席した。両角速監督(52)をはじめ優勝メンバーの選手数人は午前中に平塚市と秦野市の市役所を訪問。さらに午後には伊勢原市役所を訪れ、地元の市民、ファンと改めて優勝の喜びを分かち合った。

 両角監督は「お待たせしました。地域の皆様のおかげでようやく勝つことができました」と深く感謝した。7区2位と好走した阪口竜平(3年)は「小田原から平塚の7区は東海大の地元なので沿道の大きな応援で力強く走ることができました。来季は学生駅伝3冠と箱根駅伝2連覇をできるように頑張ります」ときっぱりと話した。歓喜のゴールテープを切った10区3位の郡司陽大(3年)も「最高の応援ありがとうございました。来季は3冠を目指して頑張ります」と感謝と意気込みを明かした。

 伊勢原市では両角監督と東海大陸上競技部同期で共に汗を流したという伊勢原市保健福祉部健康づくり課の高橋健一課長(52)が「泣きそうです」と話した後、東海大応援歌を熱唱。さらに高橋課長の音頭で、集まった約100人の市民が万歳三唱をすると、会場の喜びは頂点に達した。

 東海大は26日には午後1時から平塚駅前で優勝パレードと報告会を行う。空前絶後の東海大フィーバーを力に変えて、黄金世代が最終学年を迎える来季は3冠を狙う。

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