あん馬の元世界王者・亀山が東京五輪代表選考を兼ねたW杯シリーズへ

スポーツ報知

 体操男子で、東京五輪の代表選考を兼ねる種目別のW杯シリーズへの派遣選考会が7日、都内で行われた。あん馬で13年世界選手権金メダルの亀山耕平=徳洲会=、鉄棒で最高「I難度」の技を持つ宮地秀享=茗渓ク=、鈴木大介=セントラルスポーツ=、床運動で佐藤巧=徳洲会=、あん馬で今林開人=セントラルスポーツ=の5人が、3月に行われるW杯バクー大会とドーハ大会に派遣されることが決定した。

 あん馬で15点台をマークした亀山は「(出来は)微妙だった。10段階評価で4くらい。東京五輪までは自然体で構えたい」と冷静。宮地はH難度の大技・ブレトシュナイダーを抜きながらも、14・600点の高得点をマークし「1月末にインフルエンザにかかって動けていなかった。ここから(W杯で)全部勝ちたい。このままいければ東京五輪にも出られると思う」と自信を示した。

 種目別のW杯シリーズでは、20年3月までの大会のうち成績の良かった3大会の結果で各種目トップに立った選手が、東京五輪の出場権を得ることができる。各国1人まで。

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