リオ五輪銀の坂井聖人が決意「過去にすがるのやめる」

スポーツ報知
水泳教室後に握手会を行った坂井聖人

 競泳のリオ五輪200メートルバタフライ銀メダリスト・坂井聖人(23)=セイコー=が11日、浦安市内で水泳教室を行った。トークショーや握手会も実施し、「子供たちとふれ合うのは楽しい。原点に戻った感じになる」と、目尻を下げた。

 9日には山口で開かれたきららカップに出場したが、200バタでは1分57秒99の3位に終わった。自己ベスト(1分53秒40)とは大きな開きがあり「メンタルが落ち込んでいる部分もあったので、気分転換になった」と、話した。

 今季は2年ぶりの代表復帰を狙い、4月の日本選手権に照準を合わせている。この日はイベントの中でリオの銀メダルも披露したが「過去にすがるのだけはやめようと思う。銀メダルは過去の栄光なので。次を見てやりたい」と、決意表明していた。

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