日本代表候補バックス陣がモール特訓 合宿第3C終了

スポーツ報知
ギョーザ耳を披露するフランカーの姫野

 ラグビー日本代表候補の強化合宿は22日、東京・町田市内で第3クールを終了。FWリーチ・マイケル主将(30)=東芝=は、1次合宿の最終週となる25日からセットプレーの練習を始め、バックス陣に初めてモール(ボールを地面につけずに保持した状態で行う密集戦)特訓が課されると明かした。

 ゴール前の攻防などの場面で押し合うモールは基本的にはFW陣の役割。前回、エディー・ジャパンでバックス勢は練習すらしなかったが、全員ラグビーでW杯8強を目指す日本は「チームの新たな武器の一つ」として加えることになった。

 やればやるほど、耳がこすれて腫れ上がり、最後は「ギョーザ」のような形に変形する肉体仕事。リーチは「(SO)田村優とマノ(ウィングのレメキの愛称)がギョーザ耳になるまでやってもらう」と自分の耳をひょいとつまんで歓迎した。

 FW陣には耳寄りな話だが、SO山沢は「一度もそんな練習したことないから不安」とドキマギ。FB松島は「耳か…。やっぱ見た目が大事なんで」と苦笑いしていた。

スポーツ

×