スケートボードはどんな大会方式?代表選考は?東京五輪新種目を詳しく解説

スポーツ報知
3位入賞した織田夢海

◆スケートボード 日本オープン・ストリート選手権(23日・ムラサキパーク東京)

 20年東京五輪で新採用されるスケートボードの日本オープン・ストリート選手権が23日、都内のムラサキパーク東京で開催され、女子の部は藤沢虹々可(ななか、17)=ACT SB=が17・9点で優勝した。今大会は5月の日本選手権とともに強化指定選手の選考を兼ねており、東京五輪につながる重要な試合。

 ◆大会方式 予選は階段や縁石など街中を模したコースで技を連発する制限時間45秒の「ラン」を2回。決勝は同様に「ラン」を2回と、コースの好きな場所を選んで一発技を競う「ベストトリック」5回の計7回から、得点の高い4回の合計点を争う。今年1月の世界選手権などで採用され、国内の試合では初採用。5人の審判員は試合前に講習を受けて臨んだ。

 ◆東京五輪の代表選考 五輪は「ストリート」と「パーク」の男女2種目で各20人出場、国・地域別の最大出場枠は各3。世界選手権(今年10月以降開催予定)で3位以内や、指定大会のポイントによるランキングで出場権を手にする。五輪ポイントを得る海外大会に出るため、ストリートは今大会などで好成績を収め、強化指定選手となる必要がある。世界選手権で優勝した女子ストリートの西村碧莉とパークの四十住さくら(和歌山・伊都中央高)、プロツアー参加資格を持つ男子ストリートの堀米雄斗(XFLAG)らは無条件で海外大会代表に選出。また、日本は五輪で男女各種目1人の開催国枠を得ている。

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