注目の男子先頭ペースは…昨年日本新誕生の東京マラソンは3日号砲 

スポーツ報知
会見に出席した(左から)ディクソン・チュンバ、エルハサン・エルアバシ、大迫傑、木滑良、中村匠吾、佐藤悠基

 東京マラソン(3日号砲)に参戦する有力選手が1日、都内で会見した。

 昨年大会では設楽悠太(ホンダ)が日本記録を16年ぶりに更新する2時間6分11秒をマークするなど、タイムが出やすい高速レースとして注目が高まっている。記録を左右するのが、30キロまで選手を引っ張るペースメーカー。設定タイムについて、早野忠昭レースディレクターは現段階での見通しだとした上で「先頭は1キロ2分57~58秒位で、(2時間)4分半~5分10秒くらいの(ゴールタイムの)勝負になるかな」と述べた。

 最終的なペースは、レース当日の天気予報や各陣営の動向などを踏まえ、2日のテクニカルミーティングで決まる。日本歴代4位相当の2時間6分30秒を目標に掲げた中村匠吾(富士通)は「2分57~58秒くらいを意識してトレーニングしてきた。前半流れに乗って、後半勝負だと思っているので、体調を見極めて勝負したい」と見据えた。

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