大迫傑は途中棄権…中大4年の堀尾謙介が学生初のMGC獲得に向けて大健闘 東京マラソン

スポーツ報知
大迫傑

◆東京マラソン(3日、東京都庁スタート~東京駅前ゴール=42・195キロ)

 男子は2012年ロンドン五輪1万メートル代表の佐藤悠基(32)=日清食品グループ=が35キロを日本勢トップの1時間45分5秒で通過した(25キロから30キロは15分42秒)。前半は超ハイペースで飛ばしたが、大迫傑(27)=日本記録(2時間5分50秒)を出した昨年のシカゴ(1時間44分17秒)より大きく遅れ、日本記録更新は絶望的となった。大迫は29キロ付近で途中棄権した。

 トップのビルハヌ・レゲセ(24)=エチオピア=は1時間42分57秒で通過した。

 中大4年の堀尾謙介(22)が日本人2位と大健闘。学生として初めて20年東京五輪マラソン代表選考会(MGC、9月15日)の出場権獲得に向けて大健闘している。。神野大地(25)=セルソース=は16キロ過ぎで第2集団から遅れる苦しい展開となった。

 女子はフローレンス・キプラガド(32)=ケニア=らが25キロを1時間22分50秒で通過。初マラソンの一山麻緒(21)=ワコール=が日本勢トップの1時間23分31秒で通過した。

 約3万8000人の市民ランナーも冷たい雨の中、それぞれのベストを目指して走っている。

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