初挑戦で東京マラソン日本人トップの中大・堀尾ってどんな人?

スポーツ報知
学生初のMGC出場を決め笑顔を見せる堀尾(左から2人目、左から今井、1人おいて藤川、神野)

◆東京マラソン(3日、東京都庁スタート~東京駅前ゴール=42・195キロ)

 男子は現役学生ランナーの堀尾謙介(中大4年)が、初マラソンで2時間10分21秒をマークして日本人トップの5位に入った。日本人離れした体格、箱根駅伝と東京・浅川の河川敷で培われたタフさで、大学生初のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC、20年東京五輪代表選考会)出場権を獲得。箱根から世界への第一関門を突破した。

 ◆堀尾 謙介(ほりお・けんすけ)

 ▼生まれとサイズ 1996年8月12日、兵庫・姫路市生まれ。22歳。183センチ、61キロ。

 ▼陸上歴 小学校時代はマラソン大会で常に10位以内に入り、大白書中で本格的に始める。須磨学園高3年で全国高校駅伝1区13位。2015年、中大経済学部に入学。

 ▼箱根駅伝 1年時は4区に登録されたが、当日変更で補欠。3年連続で2区を走り、2年21位相当(関東学生連合)、3年8位、4年5位。

 ▼メガネ 小3からトレードマーク。視力は両目0.05。ゴーグル式ではないが、高級メーカーのオークリー社製なのでぶれることはない。今回使用した約4万円の「走る用」のほか、「普段用」「予備用」の3個を持つ。中3時にコンタクトレンズに挑戦したが、友達から「誰?」と言われるほどメガネが定着していたため断念。

 ▼好物 甘いもの。特にケーキ。

 ▼性格 他人に厳しく言えず、流されやすい。

 ▼ちゃっかり!? 25キロ地点の給水が取れず、ほぼ初対面の藤川拓也(26)=中国電力=に「もらえますか?」とおねだり。その後、ペースアップして突き放した。

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