高須院長、宮川紗江へ反省文を提出させた体操協会へ「この処分がパワハラだと感じます」

スポーツ報知
高須克弥院長

 高須クリニックの高須克弥院長(74)が10日までに、自身のツイッターを更新。高須クリニックがスポンサーとして契約した体操女子で16年リオ五輪代表の宮川紗江(19)=高須クリニック=が日本体操協会から塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(71)からパワハラを受けたと主張した問題で、宮川に反省文の提出を求めることを決めたことへ見解を示した。

 高須院長は、反省文提出について「パワハラって・・・受けたと感じたのがパワハラでしょ?万が一それが間違いだとしても反省文書く必要のあるのは加害者側ではないかな?僕の認識が間違ってるのかな?」と指摘した。

 さらに連続ツイートし「僕はこの処分がパワハラだと感じます」と断じた。再びツイートを更新し「宮川選手の力になりたいです。僕は宮川選手の味方を増やしたいです。支援するだけです。争いません」と思いをつづっていた。

 体操協会は9日に都内で理事会を開き、第三者委員会の報告で名前が挙がった5人の関係者を調査した特別調査委員会の提案を承認。宮川の反省文はすでに自主的に提出されているという。

 塚原夫妻については現職の任期満了による退任の意向を示していることなどを「処分相当」と判断した。また、昨年8月に「(当時)18歳の少女がうそをつくとは思わない」と発言した具志堅幸司副会長と、協会会員でもある池谷幸雄氏は一連の発言などが公正さを欠くとして会長厳重注意とし、池谷氏には誓約書の提出を求める。

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