「さいたまスポーツコミッション」の代表理事に元DeNA球団社長・池田純氏が就任

スポーツ報知

 「一般社団法人さいたまスポーツコミッション(SSC)」は19日、プロ野球の横浜DeNAベイスターズ初代球団社長を務めた池田純氏が、15日付けで代表理事に就任することを決定したと発表した。

 SSCは昨年12月に全国で始めて設立されたスポーツコミッションであり、さいたま市とその周辺地域にあるスポーツ資源等を最大限に活用し、スポーツ関連イベントの積極的な誘致等を通じて、地域のスポーツ機会を創出。地域スポーツの振興と地域経済の活性化を図ることを目的とした組織だ。地元のプロスポーツチーム、企業、研究開発型企業との共同事業である「さいたまスポーツシューレ」の取組みを運営し、4月1日より本格的に事業運営を開始する予定となっている。

 SSCでは一般社団法人化されて以降、企業からの出資や人材の派遣の受け入れを進めている。その中で横浜DeNAベイスターズ初代球団社長として、地域のプロスポーツチームとして収益性の改善だけでなく、スポーツを通した様々な付加価値の提供や地域経済への貢献、横浜市民への貢献などの実績などが評価され、池田氏が就任した。

 同氏は「今後は、市民サービスと、地域経済の活性化などに貢献しつつ、SSCの組織自体も自立して運営できるようにしていくことが、市民の期待に応えることと考えています」などとコメントした。

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