高安がカド番脱出、御嶽海下して勝ち越す

スポーツ報知
俵に足を残し御嶽海(右)を下した高安

 ◆大相撲名古屋場所12日目 ○高安(突き落とし)御嶽海●(19日・ドルフィンズアリーナ)

 西大関・高安(28)=田子ノ浦=が、無敗で優勝争いを独走していた西関脇・御嶽海(25)=出羽海=を突き落としで下して勝ち越し、カド番を脱出した。

 勢いに乗る御嶽海の投げに体勢を崩したが、俵の上で両足を残した。物言いの末に結びで大きな白星を積み上げ、「気持ちですね。浮足立つことなく腰を落として相撲を取りたい。残り3日でしっかりと存在感を示せれば」と大関としての意地を見せつけた。

 この日の朝稽古では「のるかそるかの勝負。(今日の一番にかける思いか?)それしかないでしょう」と自らに言い聞かせ、場所中では珍しく三段目力士と相撲を取るなど追い込んでいた。

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