横野レイコリポーター、貴乃花親方救急搬送に「これを機にちゃんと検査をして」

　２１日放送のフジテレビ系「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」（月～金曜・後１時４５分）では、大相撲の貴乃花親方（４６）＝元横綱＝が秋田市内での夏巡業中に倒れて、救急車で病院に搬送されたことを報じた。

　スタジオには相撲取材歴３０年の横野レイコリポーター（５６）が生出演。「幕内、幕下の稽古が終わって、白まわしの関取衆のけいこが始まったころに、幕下の貴健斗を連れ出して、館内ではなく、外で四股を踏む形をしていた時に倒れられたので、中の人たちは全然気がつかなかったみたいです。急に意識がなくなり、けいれんして倒れたということで救急車で運ばれた」と貴乃花親方の状況を伝えた。

　夏巡業中の親方と１９日に会ったという横野さんは「私、親方のお誕生日（１２日）の仙台（巡業）にも行ったんです。ファンの人たちに声を掛けられたり、普段と変わりませんでした。北海道巡業（１９日）も改めて行ったんですが、１２日もおとといも普段と変わらず、（１９日は）幕内の稽古を最後まで見ていらっしゃった」と話した。

　さらに、貴乃花親方について「頑張り屋さんなので、指導も稽古場でも厳しくやっていた。手を抜かなかったので、疲れが一気にきて、暑かったりもして、これを機にちゃんと検査をして、また場所も近いですからちゃんと（医師に）見ていただければ」と親方の体調を気づかった。

　貴乃花親方は３月に弟子の幕下・貴公俊が春場所中に起こした暴行事件の責任をとって親方衆の階級で委員から一番下の年寄に降格処分を受けていた。３月末に審判部に配属され、この夏巡業では審判として帯同していた。