親方衆が実践女子大生と国技館周辺を清掃 振分親方「掃除していい気持ちになる」

スポーツ報知
清掃活動を終えた相撲協会の社会貢献部の親方衆と実践女子大の学生らが収拾したゴミとともに記念撮影

 日本相撲協会の社会貢献部に所属する親方衆と実践女子大の学生らが、大相撲秋場所(9日初日)を控えた7日、会場の両国国技館周辺の清掃活動を約40分にわたって行った。

 社会貢献部の親方衆の場所前の清掃活動は最近では恒例で、今回は実践女子大との“タッグ”が実現した。「清掃活動をしていても地域の方々に話しかけれました。きれいにすることで信頼関係が良好になると感じました」と参加した学生は地域密着を実感。

 同大の学生は産学協同事業の一環として、本場所中に相撲協会の公認グッズを国技館内で販売する。同大の関係者も「周辺を清掃することで気持ちもすがすがしくなりますね」と話した。

 場所中は土俵下で審判を務める振分親方(元小結・高見盛)も社会貢献部の一員。雑草などをつみ取ってゴミ袋に入れるなど積極的に活動し、「掃除して国技館周辺がきれいになれば、自分たちだけでなく来てくれるお客さんも、いい気持ちになる」と清掃活動の重要性を力説していた。

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