稀勢の里、9勝目 幕内通算713勝で歴代単独6位に浮上

スポーツ報知
稀勢の里(右)は御獄海を寄り切りで下す

◆大相撲秋場所12日目(20日・両国国技館)

 8場所連続休場からの復活を目指す東横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が、東関脇・御嶽海(25)=出羽海=を下して9勝目を挙げた。10日目に9場所ぶりの勝ち越しを決めていたが、11日目は黒星。前日には、都内で会見した元横綱・日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(34)から千秋楽までの奮闘を期待されていた。

 この日も立ち合い後は苦しんだが、最後は御嶽海を寄り切った。

 横綱審議委員会が進退問題をクリアする条件として“提示”する10勝に前進。幕内通算白星で日馬富士(712勝)を抜いて、歴代単独6位に浮上した。

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