元朝青龍、日馬富士の断髪式に参加しモンゴル出身の後輩横綱をたたえる。貴乃花親方の退職には「どうなってるの」

スポーツ報知
朝青龍

 昨年九州場所後に引退した大相撲の元横綱・日馬富士関(34)=伊勢ケ浜=の引退相撲が30日、両国国技館で行われ、断髪式では同じモンゴル出身の先輩横綱の朝青龍氏もはさみを入れた。

 弟分の断髪式を前に報道陣に対応。日馬富士関の引退には「上等(=上出来)ですよ。結果も出てる。もう年齢も年齢だしね」と話し、角界を去るきっかけとなった幕内・貴ノ岩への暴行事件などには言及せず。「土俵に綱を締めて上がる姿を久しぶりに見ると、一つの人物の歴史が消える感じですね。横綱は昼間の星のように少ない。地位を守るために大変だったでしょう」と感慨深げだった。

 日馬富士関の今後には「一つ一つ、長い間思っている一歩を踏み出した」と、9月1日にモンゴルに設立した「新モンゴル日馬富士学校」の経営など新たなチャレンジを応援した。

 日本には2日ほど滞在する予定。相撲界は貴乃花親方の退職騒動で騒がしく、「大変だね、相撲協会。どうなっているの」と逆質問していた。

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