小倉智昭氏、貴ノ岩の元日馬富士関への3000万賠償請求に「貴乃花さんから申し送りはなかったんだろうか」
スポーツ報知

4日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で大相撲の幕内・貴ノ岩が昨年秋に暴行を受けた元日馬富士関に3000万円の慰謝料を請求していた問題を報じた。
貴ノ岩は、貴乃花部屋が消滅し千賀ノ浦部屋に移籍した。3日、千賀ノ浦親方は今回の慰謝料請求に「初めて聞きました。本人と(元貴乃花)親方と話さないと…」と困惑。貴ノ岩は秋巡業を休場。部屋の稽古にも参加せず自宅療養中のため「話したのは2日前くらい。自宅から出ちゃいけないと伝えた。(事実関係を)聞いて話し合います」と電話で連絡することを明かした。
こうした経緯に小倉智昭キャスター(71)は「この提訴問題に関しては貴乃花さんから申し送りはなかったんだろうかね、千賀ノ浦親方に」とコメントした。さらに「もともとモンゴル勢同志で交流があって、聞くところによると貴ノ岩関は元横綱日馬富士を兄貴と呼んでいたという関係ですから、それは3000万の請求はないでしょって普通は思う人多いかもね」と指摘した。
社会学者の古市憲寿氏(33)は「タイミング的にちょうど貴乃花親方が引退っていうタイミングですよね。だから、これは何か相撲が詳しい人からするといろんな力学が働いたなってやっぱり見えちゃうんですか」と小倉氏に質問すると「貴乃花さんの意向が相当、働いているのかなって見えてしまいますよね」と述べていた。その上で小倉氏は「これからは監督責任が千賀ノ浦親方になるわけで、親方としては複雑でしょうね」と示していた。