八代弁護士、貴ノ岩の元日馬富士関への損害賠償請求で慰謝料５００万円に注目「私たちの業界の基準からすると非常に高い」

　八代英輝弁護士（５３）が４日放送のＴＢＳ系「ひるおび！」（月～金曜・前１０時２５分）に出演し、大相撲の幕内・貴ノ岩（２８）がこの日、昨年１０月に暴行を受けた元横綱・日馬富士関を民事提訴したことに見解を示した。

　この日、東京・霞が関の司法記者クラブで代理人弁護士が記者会見を開き事情を説明し、訴訟の請求金額は２４１３万５２５６円としている。

　番組では請求金額の内訳を紹介。これを見た八代弁護士は「ちょっと気になったのが慰謝料５００万円という部分が私たちの業界の基準からすると非常に高いんですよ」とした上で「ですから、相当な精神的なダメージを受けたという部分の立証が必要になってくると思うんですね」と見解を示した。

　さらに「相当な精神的なダメージというのは例えば単独犯ではなく複数犯による執拗な暴行を受けたとかですね、共同不法行為でやられたとか、集団のリンチであったような場合とかですね、どれだけの精神的な苦痛を被ったのかの細かい立証をそこでしたいのかなと見えてくるなという印象はあります」と解説していた。