元横綱・日馬富士の代理人が批判「巨額賠償金は根拠を欠いたもの」

スポーツ報知
元横綱・日馬富士

 元横綱・日馬富士の代理人弁護士は4日、傷害事件を巡り損害賠償請求訴訟を起こした大相撲の幕内・貴ノ岩(28)=千賀ノ浦=との交渉経緯を文書で公表した。提訴前に3000万円の賠償額を提示されたことを明らかにし「巨額賠償金は根拠を欠いたもの」と批判した。

 文書で貴ノ岩側は全治1か月のけがを負ったと主張しているが、刑事事件での認定は加療12日間だと指摘。「弁護士が依拠する裁判基準などからすれば、数十万円程度が一般的だ」と訴えた。その上で「責任を取る気持ちに変わりはなく、引き続き誠意を持って対応する」としている。

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