元旭鷲山氏、貴ノ岩の損害賠償請求「今、金があるんでボクが代わりに払ってあげる」

スポーツ報知
貴ノ岩

 5日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)で大相撲の幕内・貴ノ岩(28)=千賀ノ浦=が昨年10月に元横綱・日馬富士関から受けた暴行被害で、東京地裁に損害賠償2413万5256円を求める民事訴訟を起こしたことを報じた。

 4日の会見で貴ノ岩の弁護士は民事調停が不調に終わったと報告。調停で50万円を提示した元日馬富士側と開きのある賠償額については「選手生命がなくなる原因にもなる」と妥当性を強調した。

 今回の訴訟を受け初のモンゴル出身力士の元旭鷲山氏(45)が番組の取材に応じ「(モンゴルで)建物作って住宅で一番になったんで、今、金あるんでボクが代わりに払ってあげれば」と賠償請求を元日馬富士に代わって肩代わりする意志を明かした。

 その理由を裁判が「何ヶ月にもなったら大変だから早めに終わらせてあげたい」と明かし、金銭的には「全然問題ないんで」と繰り返した。その上で「日馬富士はモンゴルに帰ってきて仕事で頑張ってもらいたいし、貴ノ岩は相撲を頑張ってもらいたいだけなんです」と2人にエールを送っていた。

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