角界最重量力士の大露羅氏が帰国 最後はファーストクラスを2席予約

2018年10月7日20時9分  スポーツ報知
  • 帰国した元大露羅氏

 角界最重量力士として大相撲ファンから愛された元山響部屋所属の大露羅氏(35)が7日、成田発の航空機でロシア・ブリヤート共和国に帰国した。大露羅氏は今年8月の力士健康診断で歴代最重量の体重292・6キロを記録。今年の秋場所を最後に2000年春場所から19年も上がり続けた土俵に別れを告げた。

 先月23日の千秋楽に山響部屋の打ち上げパーティーで断髪式を終えた。その後は名古屋、大阪、福岡と力士人生で「お世話になった方へのあいさつ回りをしていました」という。6日には川崎大師に眠る故・北の湖理事長(元横綱)の墓参り。帰国当日の7日も北の湖理事長のとみ子夫人の元を訪れ、「仏壇に手を合わせてきました」と帰国を報告した。最後まで義理堅い男だった。

 1999年10月に初来日。成田空港の到着ゲートに姿を見せるといきなり雲竜型土俵入りのものまね。「そうか? 覚えてないよ」とうそぶいたが、その雲竜型で一時代を築いた大横綱・北の湖を「オヤジ」と呼び誰よりも尊敬していた。

 当時16歳で体重は193キロ。それから19年の歳月が流れて、300キロに迫るほど増量した。6日は最後の日本食を、と力士仲間としゃぶしゃぶを4キロたいらげ、5日も1人で肉を3キロ食べたという。「それで痩せられるかなぁ。あしたから日本のすしの写真を見ながらロシア料理を食べて減量します」と誓った。

 日本を離れるにあたり、「この国は第2のふるさと。16歳で来て35歳の大人になった。僕が痩せてもSNSで頻繁に投稿するからファンの方はビックリすることはないでしょう」と日本とのつながりを強調。母国ではスポーツイベント関係の仕事に就く予定。さらに「母国のメディアに僕の引退が紹介された。帰ったら出迎えがすごいだろうね」と日本同様に知名度は高く、CM出演の話も浮上しているという。

 「日本の方にも僕の国に来てほしいですね。ロシアというと警戒する人もいるかもしれないけど、自然が豊かな僕の国をみてもらいたい」と希望。来日するときはエコノミークラスだったが、この日はファーストクラスを2席予約して機上の人となった。

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