優勝見えた?横綱・稀勢の里 妙義龍に13勝2敗と好調キープ
スポーツ報知

大相撲の横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が7日、福岡・大野城市の境川部屋へ出稽古した。九州場所(11日初日・福岡国際センター)での取組が予想される実力者の幕内・妙義龍(境川)と15番相撲を取って13勝2敗だった。
激しい差し手争いで劣勢になる場面もあったが、押し出しや突き落としなどで逆転。「まあ、いいんじゃないか。悪くはない」と納得顔だった。6日には本場所の目標を「優勝」と高らかに宣言。その言葉通りの力相撲を披露した。
この日は先代師匠の故・鳴戸親方(元横綱・隆の里)の命日。特別な思いを込めた本場所になるかを報道陣に問われると、静かに「はい」とうなずいた。