一人横綱、稀勢の里リラックス 初日の相手は難敵の小結・貴景勝

スポーツ報知
リラックスした表情の稀勢の里

 日本相撲協会は9日、福岡国際センターで九州場所(11日初日)の取組編成会議を開いた。一人横綱として今場所に臨む横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=は、初日に小結・貴景勝(22)=千賀ノ浦=、2日目に東前頭筆頭・妙義龍(32)=境川=と対戦する。

 初日にぶつかる貴景勝との対戦成績は2勝2敗。今年の初場所でも初日に顔を合わせ、黒星を喫した。秋場所2日目の取組では白星をあげたが、相手の低く鋭い突き押しに薄氷の勝利だった。2日目に当たる妙義龍との対戦成績は16勝4敗。今年初めての顔合わせとなり、連勝スタートを切れるかが復活Vへの鍵となる。

 この日は8日に続き、稽古場で四股やすり足を行ったが相撲は取らず。弟弟子らへの指導の際に笑顔を見せ、リラックスした表情だった。それでも報道陣への対応は無く、臨戦モードの緊張感も漂わせた。

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