大嶽部屋の幕下力士が酒気帯び運転の疑い

スポーツ報知

 日本相撲協会は10日、大嶽部屋所属の幕下力士が9日未明に福岡県内で自動車の物損事故を起こし、酒気帯び運転の疑いで福岡県警から事情聴取を受けていると発表した。

 協会は現役力士の運転を禁止しているが当該力士は高卒で、入門前から運転免許を持っていたという。九州場所(11日初日・福岡国際センター)は休場する。

 福岡市内で取材対応した大嶽親方(元十両・大竜)は「運転免許を持っていることは知らなかった。日ごろから相撲ファンを落胆させるようなことはするなと口酸っぱく話してきたが、言葉がないくらいショックです」と肩を落とした。大嶽部屋では、大砂嵐(元幕内)が無免許運転したとして、今年3月に相撲協会からの引退勧告の処分を受け、土俵を去っていた。

 芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「コンプライアンス研修などを徹底してきた中で残念。まだ捜査中で詳しくは申し上げられないが、協会としてもいち早く対処していく」と話した。

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