貴景勝、豪栄道も破った 八角理事長も評価

スポーツ報知
豪栄道(右)を突き落としで破った貴景勝

◆大相撲九州場所2日目 ○貴景勝(突き落とし)豪栄道●(12日・福岡国際センター)

 小結・貴景勝がまた九州の相撲ファンを沸かせた。大関・豪栄道を突き落としで破って初日から連勝スタートだ。低い立ち合いから2度、強烈な突き押し。最後は左に開いて相手をいなした。「差させないようにいこうと思った。自分の感覚に任せた。消極的な相撲にはなっていない」と大粒の汗を拭った。

 初日の稀勢の里戦に続き、1横綱1大関連破は自身初の快挙。それでも、「残り全部負けたら終わりなので集中して。あとはメシを食って寝て、英気を養います」と最後まで豪快だった。

 22歳のホープの快進撃に、八角理事長(元横綱・北勝海)が「上位に対して臆することがない。よく押し込んでいた」と振り返れば、師匠・千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)も「集中力と度胸がある」と評価した。

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