貴闘力氏、稀勢の里復活へすべきこと「貴乃花に聞いてくれればいいのに。だめかな」

スポーツ報知
3日目、北勝富士(右)から突っ張りを受け、苦しそうな表情の稀勢の里

 元大相撲関脇の貴闘力忠茂さん(51)が16日、TBS系「あさチャン」(月~金曜・前5時25分)に出演し、大相撲九州場所で4連敗し休場した横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=について言及した。

 貴闘力氏は、稀勢の里が大鵬や北の湖、貴乃花らのような大横綱ではないと指摘。現状について「左を差して上体が上がる、受けて立つ相撲。この形で行ったら引退しかない」と感じているという。

 貴闘力氏は現役時代に元横綱・貴乃花の花田光司氏(46)の兄デシだった。貴乃花は勝てなくなった時に先輩の意見を聞いて相撲の形を変えて懸命に稽古して復活したというエピソードを紹介。その上で「(稀勢の里が)今のままやっているようじゃ、辞めなきゃいけない」と話した。

 そこで稀勢の里に相撲の形を変えることを提案。来年の初場所までに「ちょっとしたことで変わりますから。相撲は」といい、きっかけについては「貴乃花に聞いてくれればいいのに。だめかな」と苦笑気味に口にしていた。

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