横綱・白鵬、不知火型ゆかりの地で10年ぶり土俵入り

2018年12月10日20時0分  スポーツ報知
  • 不知火型のゆかりの地で、土俵入りを行った横綱・白鵬(後列中央)

 大相撲の冬巡業が熊本・宇土市で行われ、横綱・白鵬(33)=宮城野=が同市出身の第8代横綱・不知火諾右衛門(しらぬいだくえもん)の墓前で不知火型の土俵入りを披露した。

 寒空のもと、赤土の上に敷かれた白砂の上で土俵入りすると、集まった約60名の市民からため息が漏れた。10年前にも訪れたが、当時は参拝だけで土俵入りは初めてだった。「10年前、昨日の事のように覚えてるね。平成の最後の年に土俵入りした。地域の人の心に残って、1回(お墓に)行ってみようと思えば、この土俵入りも成功じゃないかな」と思いを述べた。

 10月18日に右膝骨片摘出の内視鏡手術を受け、現在はリハビリに励んでいる。この日も相撲は取らなかったが、四股などの基礎運動に汗を流した。今の状態について「本割に入ったというのは手術が成功したということ。土俵での稽古が、今の目指す所」とした。

 けがの影響で九州場所は全休場。初場所(来年1月13日初日・両国国技館)で、再スタートを切る。相撲を取る感覚への影響について問われると「実際にやってみないと分からない」。今後の巡業では様子を見ながら、土俵で実戦感覚を戻していく予定だ。

 今年の名古屋場所では25歳の御嶽海=出羽海=、九州場所では22歳の貴景勝=千賀ノ浦=が優勝するなど、若手の台頭が目立った1年だった。いずれも3横綱が不在の場所だったが、「本場所も盛り上がったしね。(若手に)稽古場でも胸を出してあげないと」と一歩も引く気はない。万全の状態で、初場所を迎える。

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